パンケーキレンズ

ミッドナイト・ランのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)
4.0
80年代のデ・ニーロ
細くて、タバコを吸ってるだけで絵になる男前俳優♪

ヨーロピアンテイストがフワリと香る二枚目俳優が
こういうコメディタッチの犯罪映画に出てしまうと、さらにその渋さが強調されて、FBIや麻薬王セラノの手下の、アイタタなオモシロ可笑しい雰囲気と見事にマッチング♪

アメリカ大陸横断っていうロードムービー的な要素も併せ持って
陸、海、空の、果て無き男の旅路♪
時差がいくつも存在する、アメリカっていう国の大きさのとんでもなさを、余すとこなく使い切ったスケールの大きい超娯楽作♪

思うに、カッコつけるだけじゃなくて
こういうコミカル風味を醸し出すのって、男の技量が試されると思うんですよね
センス・オブ・ユーモアってやつです☆
デ・ニーロさんのコミカル路線は最近のものかと思いきや
遥か昔に確立してしまっていたんですね・・・恐れ入りました♪

ラストの、長い旅路を共にした二人の男の会話
タクシーの一件のセリフなんて、かなり好きです!

地図を片手にもう一度観たいな♪