2010年公開のノルウェー・モキュメンタリー。直球タイトルとバカみたいな煽り文句に嘘偽りは一切なく本当に、本当にトロールがいた！っていう映画。北欧地方には伝説の妖精トロールってのが居るとか居ないとか、妖精なんて可愛いもんじゃなく、その姿は肉食で、巨大なものだとそのへんのビルぐらい。最早怪物扱いのトロールをハントする過程をモキュメンタリーの切り口で仕上げたもの。なにやらキリスト教徒のにおいに敏感らしいが、いかにもイスラム教徒風な女性演者にむかって「お前はキリスト教徒か？」と問いただすブラックなユーモアが随所にある。トロールが本当にいたから点数は高め。監督は『ジェーン・ドウの解剖』で脚光を浴びたアンドレ・ウーヴレダル。
