高スコアのために選んだら、予期せぬ重みと痛みでうるうるしました。
「人間は不完全」だから許そう。自分自身も他人も。
自分を愛するとは自分を許すこと。
このクレイアニメのメアリーとマックスはどこか人と違って哀しくて生きづらさを抱えています。オーストラリアとニューヨークに住む年の離れた二人が文通をはじめ、互いに心の友となっていきます。
胸が痛む出来事の連続ですが、二人には身の回りがこう見えていて、世の中はチョコレート色。赤い色だけが印象に残ります。
シニカルなマックス、気がつかないメアリー、同じ痛みを抱えているのに。傷つけあいながら支えあいながら20年間ペンパルとして絆を深めていきます。
ショートではなく、94分の長編でした。想像以上に深いテーマでした。