風来のリヨナ

Cocaine Cougar(原題)の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

Cocaine Cougar(原題)(2023年製作の映画)
1.0
🤮🤮🤮

山にエア・サラダ…要は新鮮な空気を吸いに来た、”ブレサリアン”を称するカップル配信者…撮影中に何かの唸り声が聴こえてくるよ。確かめに行った片方は帰らず、間もなく片割れも…。

原因は近場の研究所から逃げ出した黒いクーガーである。彼はコカインを用いた実験を受けていたらしく、それが次々と人を襲っているのだ。ついにクーガーは町へ…みたいな。



「えっ!コカイン・クーガー!観る観る!」と飛びついた”事実に基づく”アニマルパニックです。その実態、どこに出しても恥ずかしい、紛うことなき🤮。カス。虚無。ドラッグ要素?口頭報告だけで特に無いよ。

粗筋も捻り出したレベルで無意味な風景と、誰だか分からない人たちと、無意味な風景と、無意味な風景と、プレステ1のクーガーと、ゴミ死亡描写が集められた終わり。

クーガーが逃げました、風景、人が襲われる、ニュースが流れる、風景…基本はこれのループ。何故か細かに時間を刻む、🤮映画が大好きな無意味遡り形式を取ってるのも流石。
あっ、ちなみに前半後半で激長スタッフロール完備です。全体尺?50分だよ。”本物”の気迫を感じる。

マジで4分丸々ただ垂れ流す遊園地映像なんかは『サメデター』を思い起こさせる最悪さ。遊んだついでに撮る映画は楽しいか?こっちは楽しくないよ。「”コカイン・ベア”みたいだな」とか擦ってくるのも最悪。

…?…『サメデター』の監督だったわ。
久しぶりにマジなのを喰らった感じがあります。環境がある人はチャレンジしませんか。凄いよ。

個人的に気に入ったのは、カクカクのジャギジャギのクーガーが車追いかけるとこです。
風来のリヨナ

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