洋画好きのカエルくん

ブルース・オールマイティの洋画好きのカエルくんのレビュー・感想・評価

ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)
4.5
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ざっくり粗筋👇

ニューヨークのTV局でレポーターをしているブルース(ジム・キャリー)はユーモアセンスがあり、ローカルではあるもののとても人気者。

ただし彼の夢はアンカーマンになること。
恋人のグレースはブルースを支えるが冴えない日々が続く。

何をやってもうまくいかない日々。

そしてある日巡ってきたアンカーになれるチャンス!しかし、ライバルのエバンにその座を奪われてしまう。

腹を立てて放送中に罵倒するブルース。
恋人のグレースにも冷たく当たってしまう。
そして「自分がこんな目に遭うのは全て神様のせいだ!」と神に暴言を吐く。

そんなある日ポケベルが鳴り、言われた場所に行くと質素ながらんどうのビル。
清掃員の格好をしたその人(モーガン・フリーマン)は何と神様だった。

「そんなに言うなら神様になってみろ」と神の仕事を任される。

そう、ブルースは神となったのだ!!

これで何もかも思い通り!
になったのも束の間、恋人のグレースはブルースと距離を置いていた。

人の意思は変えられない、という力の制約があり、彼女の心は思い通りには行かない。

全能の力を持ってしても、愛する人に振り向いてもらえないブルースがとった行動とは…!!



感想👇

ライアーライアーが最高に大好きなので、本作も本当にコメディとしては傑作だと思ってます。

笑って泣ける、心が温まる映画は大好きです。
ジムキャリーはやはりこの手の映画をやらせたら最強ですね👏

どんな事をしてもグレースの愛情を取り戻せないブルース。最後に神様が「グレースを取り戻したいか?」と聞く。

そしてブルースは
「幸せになって欲しい。どんな形であっても。彼女が幸せならそれでいい。」
と答える。

その時の切ない表情がたまらなく好きです。


「何でもない退屈で普通の毎日」が思い返せばかけがえのない大切な瞬間なのかもしれない、そう思える最高の映画。

見終わった後も心温まる余韻が残り、「また観たいな」と思える作品。

ご家族と、大切な方と是非。

思い出深い作品、星4.5⭐️です!