七沖

ジュマンジの七沖のレビュー・感想・評価

ジュマンジ(1995年製作の映画)
4.0
〝死にたくなかったら、ゲームを続けるしかない〟
ホラー映画か!っというキャッチコピーだが、安心して楽しめるファミリー映画だった。だが、虫が苦手な人は要注意。

父と不仲なアランは、ある日ジュマンジというボードゲームを工事現場で見つけ、友達のサラと共にゲームを始める。だがサイコロの結果に応じて現実世界に異変が起きて、アランはジュマンジの世界に閉じ込められてしまい、サラは驚愕のあまりその場から逃げ出してしまう。
20年以上の時を経て、空き家となったアランの家に越してきたジュディとピーターの姉弟は、物置部屋からジュマンジを見つけて興味本位でゲームを開始する。それは、かつてアランとサラが始めたゲームの続きで…というストーリー。

映画の尺は短めなのだが、盛り上がるまで意外と時間がかかる印象を受けた。主人公のアランがゲームを始め、時を経てジュディとピーターの姉弟がゲームを再開するまでのテンポが悪いと感じたせいだと思う。
ただ、それ以外は全く退屈しない。
ラストで伏線回収してハッピーエンドになる展開はかなり好みだ。最後の親子の仲直りに思わず涙が出る。

あと、街中を動物たちが大暴走するシーンが最高。最後尾をヨタヨタ走るサイが可愛い。

キャストで気になったことと言えば…ジュディを演じたのが子役時代のキルスティン・ダンストだと知ってビックリ。オーバーオール姿が可愛らしかった。
七沖

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