じゅり

ゲームのじゅりのネタバレレビュー・内容・結末

ゲーム(1997年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

んんーこんな映画初めてすぎる。ゆーたらドッキリ大成功!って事やんな。そんなの映画作りでありなんや。。デヴィットフィンチャー監督とやらのしたり顔が浮かぶ。なんか自分のやりたい事が思い通りに行かず、とりあえず邪魔されまくる日ってあるけど、ああいう時は、もしかして誰か私に戒めさせようとしてドッキリ仕掛けてるやろ、え?っていう思考にこれからなりそう。その方が気楽で良さそう。
映画作りって、どれだけ現実に忠実に作ったドキュメンタリーでも、結局は嘘もので、現実には勝てない。この映画の中で、ニコラスはCRS主催のドッキリにまんまと騙されて、自分のしてきた過ちを身をもって理解して正そうとし、本当に大事な物は何なのか考え、幸せを手に入れようとする。でもそれ、私も人生の中で、いろんな映画(全部嘘もの)に騙されて、感情が動かされてしまって多かれ少なかれ考え方を左右してくる。
え、こういう事が言いたかったのかは知らんけど、「ただのドッキリ映画ですー!」とはいかんだろうし、何か伝えたい事がこの映画であるとするならば、こういう解釈に私はなったな。というか、2時間も使ってドッキリで終わらせてやるかと思った私のこじつけ解釈やな。サスペンスっぽい分類にサムネやけど、コメディーとかでええんちゃう。名前も「the game」って大層ぶってるけど、「ザ・ドッキリ!」とかでええんちゃう。稀で唯一無二の映画なのである意味面白いと思う。知らんけど。
年取ったショーンペンしか見た事ないから若さにびっくりした。シワの無いショーンペンだった。
じゅり

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