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五本の指のRIOのレビュー・感想・評価

五本の指(1952年製作の映画)
4.3
第2次世界大戦下の1944年にあった史実
ドイツの元トルコ駐在大使館員L・C・モイズイッシュによる手記

英国のトップシークレット、中立国トルコの参戦やビッグスリーによるテヘラン会談の内容を教えるとモイズイッシュの元に男が突然現れる

ドイツと英国を行き来きする男からの情報が本物であったとしても国の為にならない事をする理由が分からないドイツ側

男のコードネームはシセロ
始めは良くとも欲望が止まらず暴走していく
凄い簡単にやってのけるように見える位で1つ1つ意味があるキレのある身のこなし

あの誰も居ない部屋で機密文書を写真に撮るシーンは毎度心臓に悪いです
あんまり罪悪感のない表情が悪そうに見えませんが捕まろうが死のうが全く同情の余地のないシセロ

両国の行く末を牛耳るかのように錯覚してしまった彼には神の存在は目算されていなかった
ついにシセロに神の審判が下りる

然り気なく流れる音がいつも心地よかった
前にお勧め頂いたまま見つからなかった「5本の指」奇跡的にTSUTAYAのVHSのラックに燦然と輝いてた✨その方がストーリーは知らないままでと仰るようにラストは全く想像つかなかったです 面白かった
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