世評とは少し距離あるけど面白かった。イギリスとドイツの情報戦を牛耳り、金にしか興味を示さないスパイが両国から追い詰められていく様は50年代の資本主義社会(アメリカそのもの)を暗喩している。
後にマ…
このレビューはネタバレを含みます
1944年、中立国トルコの英国大使館内で起こったドイツ側への機密情報漏洩事件を元にした(キケロ作戦)実録スパイもの。
野外での撮影は実際の場所で行われたという徹底振り。
冒頭からドキュメンタリー…
第2次世界大戦下の1944年にあった史実
ドイツの元トルコ駐在大使館員L・C・モイズイッシュによる手記
英国のトップシークレット、中立国トルコの参戦やビッグスリーによるテヘラン会談の内容を教えると…
これもやばすぎフィルム・ノワール。夜の闇の中で怪しい男がアンカラのドイツ大使館に現れる冒頭からしてかっこよすぎてぶちあがる。スパイ映画はこうでなくちゃ。屋敷の掃除のおばちゃんとか「モスクでは靴を脱げ…
>>続きを読むスパイ映画の名に相応しい騙し合いの多重奏。情景描写の丹念さが呼ぶ静かな緊張感と愚直さがそのままキケロの人柄に伴ってすばらし。ダイヤル式金庫、フィルムカメラ、電気スタンド、ベルなどこれぞといった装置の…
>>続きを読む高評価の理由がよくわかった。
いや〜、おもろかった😁。
メイスンの抑えた演技が秀逸😆。
自身の地位に納得せず、噛み締めるように甘んじて長年生きてきた男を演じる。
独逸と英国の狭間に、一世一代の膨大…
面白かった。
マンキウィッツの演出冴えていました。
アメリカ映画ですが、イギリスのスパイ映画ですね。
ジェイムズ、メイソンがイギリス人。
ユーモアもありました。
最後、偽札と分かって、笑う場面、今も…