字幕がないから2回見に行った。アクションぽいがダンスなしの社会派映画で、これがインド映画の大作として公開されていることに感動した
あと隣の人が上映中に電話を始めてて神だった

1回目は2/27ムンバイで字幕無し、2回目は3/16埼玉SKIPシティにて英語字幕で鑑賞。久しぶりに訪れたSKIPシティはやはり音響がよく、細かい音まで拾えて音が3Dしてた。
インドで見たときはセリフがほとんどわからなかったが、こういう歴史物は国か王座などの権力をかけた戦いと相場が決まっているので、それほとまどうこともなかった。

事実に基づいた歴史物。戦いのシーンは特に力が入っており迫力ある映像と音響は圧巻。残酷の先にある美しさすら感じて見入ってしまった。主人公が兵士達を鼓舞し、戦いの機運を高め、拳をにぎりしめる描写は熱かった。

荒々しさの中に国への熱き情熱にあふれた戦いのシーンの一方で、そこまでエグい描写にしなくても、と思うところも。ヒンドゥVSイスラムの対立構造が鮮明であり、インドの大ヒットは単に映画の出来だけではないのでは‥と盛り上がったインド人達を見て思った。

主演のヴィッキー・コウシャルはこれまで気のいいお兄ちゃん役を演じるほどほどに名の売れた俳優だったがカトリーナ・カイフと結婚し、たちまち脚光を浴びることに。そして今回難しい大役を演じ切って大ヒット。まぎれもなく、大スターの一員となっただろう。

私などは「演技で一皮むけたのでは⁈」と思ったが、インドのガイドは「アクシャイ・カンナは上手いが、ヴィッキーは演技がイマイチ」とダメ出し。確かに血まみれで叫んでいると凄そうに見える。それでも主演男優賞はコレで決まり！というレベルで頑張っていた。

アクションシーンは"過去一"です。4DXで観てよかった！！！
インターバル後のアクションは特にやばい。私の語彙力だとやばいとしか言えねぇ🥲
ぜひ日本でも4DXで公開してほしい！

インド映画観るときは英語字幕や日本語字幕に意識がいきがちだけど、今回は現地で字幕なんて一切ないから"画"に集中できた。

とにかく今まで観てきた映画の中でアクションがダントツで1番‼️
RRRのラーマを彷彿させるようなシーンもあった🤭

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