オーウェン

魍魎の匣のオーウェンのレビュー・感想・評価

魍魎の匣(2007年製作の映画)
2.5
京極作品の映像化は都合2作目かな?
とんでもなくぶ厚い原作を映像化するなら、それ相応の時間が必要だ。
130分というのは、かなり端折ったなとすぐに分かる。

その代わり別物として捉えたミステリーとしてみればまだ見れる。
失踪していく女性。切断された腕が収まる3つの匣。
この真相を解き明かしていく京極堂とその仲間。

いわゆるオカルトな探偵ものという括りだが、原作を見ていないと各人の細かいエピソードなど不明な点が多い。

だからこそ映画よりも連続ドラマぐらいに、時間をたっぷり取らないと原作の補完は難しいと言わざるを得ない。
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