パンケーキレンズ

恋と愛の測り方のパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

恋と愛の測り方(2011年製作の映画)
3.5
「浮気願望」にズバっと踏み込みながら、「過去の恋」に引き摺られる切なさがたまらん!しっとり大人のロマンスです♪

とにかく終始、ギョーム・カネにやられる!(素敵♪)
クシャっとした笑顔
切ない表情
ちょっとした強引さ
涙・・・(くぅ~)
取り戻せない愛への、押しつぶされそうな気持ちに、キューーーーっとなるんですわ~・・・
しかも、フランス人やのに、英語の発音までパーフェクト♪

恋に纏わる、ちょっとしたズルさを内包しながら、浮気するのか?しないのか?っていう、恋愛における取り返しのつかない一線への揺らぎを、二組・四人の男女のあらゆる会話によって展開されます

はっきり言って、ダンナが出張行った瞬間、ギョーム・カネみたいな男前が「ハ~イ♪」って現れるって、映画すぎるwww

そりゃ、気持ちも揺れまっせーー

なんですけど・・・

四人それぞれの、これまでの恋愛経験を絶妙に絡ませてある分、会話会話の連続なんですよね
その会話の積み重ねが、終盤の感情の高ぶりに見事に繋がります!

四つの愛の形と、四つの結末

サム・ワーシントンはハッキリ言ってズルいけど、ギョーム・カネの役との対比が活きていて、この男性陣2人の明暗ってのも、この映画の見所となります♪

しかし、キーラ・ナイトレイって思慮深い女が似合うな~♪