Shelby

KIDS/キッズのShelbyのレビュー・感想・評価

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)
3.0
休日の映画漬け観賞、4本目。

「ヤベェもん観た。」

そんな感想しか抱けなかった。
思春期を迎えとにかく危なくてやらかしまくっているKIDSの24時間が描かれている。
あまりにも文化が違いすぎて別世界を見せられているかのようだった。
酒、煙草、薬、飲酒、SEX。まだ大人になりきれていない少年、少女達が堂々とあけっぴろげにこれらをやってのける。

冒頭からねちっこいディープキスシーン。
そしてクソ男しか言わないような台詞を言ってのける少年テリー。
「大切にするよ。」
「SEXは気持ちいいよ、大丈夫。心配いらない。」
そんな言葉で安心させ、幼い少女と行為に及ぶ。そして情事後、それを自慢げに友人のキャスパーに一部始終を報告。テリーはそんな調子で〝バージン狩り〟を繰り返していたのだ。

場面転換し、女子会の様子が映し出される。
ジェニーは初めての相手だったテリーから無視されることに怒りを隠しきれない様子。女子会でそれぞれの体験談を語る少女達。友人の付き添いで行った病院のHIV検査で、性交経験が多い友人は陰性。しかし、たった1度しか経験がなかったジェニーはなんと陽性だった。ショックと怒りが堪えきれず、ジェニーのテリー探しが始まる。

ラストの締め方は、うわぁ...という感想しか持てなくて。あまりにも幼すぎる。自分の行動の責任も取れない子供は、残酷そのものだ。

恐ろしいものを見せられた。怖すぎ。
Shelby

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