東映まんがまつりの1本だが、ブローアップ版じゃ無く完全新規。しかも戦隊ものとして初のクロスオーバー作品だ。今や東映特撮のクロスオーバーはテッパンだが、ここから始まったのだと考えると感慨深い。当時のちびっこは狂喜乱舞したことだろうなぁ。
ジャッカー電撃隊のテレビシリーズ後の話。突如町に円盤が現れ、犯罪シンジケートのクライムが実はまだ生き残っていたことがわかる。
長官が説明するには、世界各国にクライム打倒のためにヒーロー達が活躍しているんだそうな。その中にはアフリカで戦うゴレンジャーだけじゃ無く、ヨーロッパの仮面ライダーV3や南米のアマゾン、モンゴルのキカイダーまでいるとのこと！凄ぇ！
そして捜査中に謎の女と邂逅。なんとモモレンジャーのペギー松山だった！っていうか客演が彼女だけだ…惜しい…まだまだクロスオーバーには壁が厚かったんだのう。
捜査の末、クライムは奇怪岬で水爆を製造中とのこと。どこやねん。
奇怪岬の基地を突破したジャッカーに、首領アイアンクローとその部下の四天王が待ち受ける。
新作キャラで四天王が登場するという豪華さだ。再生怪人でないのが偉い！
そしてこの戦いにゴレンジャーが助っ人に。モモレンジャーとハートクイーンとの共闘が可愛いぞ。
途中までは採石場で戦っていたのに急に海岸で戦う。更に四天王は合体して四天王ロボに変身だ！凄ぇぜ！このピンチにゴレンジャーとジャッカーも合体殺法だ。
ちゃんとビッグワンも見せ場があるし、情報が多くて展開も早くもの凄い密度の濃さを味わえる。個人的にはダイヤジャックの角刈りが好き。
