高峰秀子のごめんなさ〜いで始まりいやね〜を挟んでごめんなさ〜いで終わる。祖父同士が勝手に決めた縁組で付き合わされる学生カップルが親戚の家庭を訪ね歩き幸せな結婚(青い鳥)を探すというお話。原節子の助けを借りてそれを見出す二人だが結婚するにはまだ早いというまぁ当たり前の結論に。池部良の初主演作と言って良いのかしかし本作のセーラー服の高峰秀子は何だかいつも困惑顔でそれほど魅力的ではなかったかな

当時のオールスターでの喜劇。とても面白い。
結婚とは、果たして何なのかと、考えさせられたりもした。
しかしながら、いかんせん映像と音声は、あまり良くないので、勿体無い。
本作も、リマスターされると良いなあと思った。

ちょ。お宝やん。だって戦時中だよ、この作品。なんでこんなに景気がいいんだ東宝さん。出演者が豪華てのもあるけど、生活様式がブルジョアなのよ。そりゃセットなことは承知だけれど、それでも豪邸感がたまらなく好き。衣装自体はそりゃ池辺良は学ラン、高峰秀子はセーラー服の一張羅だけれど、いいんですよ、この二人は日本映画史屈指の学生服カップルだから。もうホント「ミスター・学ラン」と「ミス・セーラー服」のグランプリだし。ついでに原節子の嫁入り姿もデジャブ感だが、あれは戦後か。こっちが先よな。とにかく、いちいちお宝感満載なんで、是非是非是非。あ、話自体はどうってことないけど、何度も言うけど「戦時中」だからね、この映画。

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