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出発のgenarowlandsのレビュー・感想・評価

出発(1967年製作の映画)
3.7
初イエジー・スコリモフスキ監督。
ジャン=ピエール・レオがポルシェに乗るの巻でおもいきりヌーヴェル・ヴァーグだった。トリュフォー監督ではないのに、ドワネルシリーズのアントワーヌではないかと思うほど、車と女の子に恋をしたレオ。

恋するレオが素で笑っていて、美青年だと気づいた。

車に詳しい方は楽しいかも。
マスタング、バン型のシトロエン、
初めてみるクライスラーのsimcaがあった。
昔日本でも販売していたオースティンは展示台の上で半分に切られ、レオと彼女がそれぞれに乗っていた。近づいたり、離れたりの美しいシーン。

いちばん気に入ったのは映写機のフィルムが燃えていくところ。ポーランドの監督がブリュッセルで撮ったおしゃれな映像にジャズ。

レオはポルシェでレースに出たいけれど、車がない。「勝手にしやがれ」のベルモンドに頼めばいくらでも車を調達してくれそう、なんて思ったりw


車狂のレオが女性をきっかけに大人になっていく話。やっぱりドワネルシリーズのアントワーヌだ。
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