出発の作品情報・感想・評価

「出発」に投稿された感想・評価

Nishmarra

Nishmarraの感想・評価

4.0
楽しんで撮ってるのが画面から伝わってくる。
O

Oの感想・評価

5.0
2回目の鑑賞。どういうわけか、僕があの場面もこの場面も克明に記憶しているというのも意にかけぬ程の鮮やかさを見せてくれた。
桜の花なんてものはくどいほど咲き乱れてはその花弁をしばしば邪魔になるほどまでに降り積もらすのに、そんなのを毎年毎年繰り返しているのに、それは不思議にも確かに人の心を揺さぶり続ける。あるいは、コンクリートのゴツゴツした道の黒い肌に積もり荒んでゆく薄桃色の花弁、その若々しさ、瑞々しさを踏みにじって前へと歩みを進める人間の悲しさ、そういうものを他にないほど露骨に感じさせてしまうのもまた桜の花だろう。
この映画を見るという事は、咲き乱れ散りゆく桜の花の残像、十数年もしくは50年の隔たりを経てその影を追体験する事の喜び、あるいはそれを踏みにじる絶望だ。でも、どうしてそんなものがこれほど瑞々しく心に沁みてくるのだろうか。全く映画というものは捉えようのない影の残像のモンタージュに過ぎぬというのに、あの憎々しくも健気な笑い声が脳裏に焼き付いては僕の心を捉えて離そうとしない。

このレビューはネタバレを含みます

予想できたけど、やっぱり走らないんだ!! それだけで最高のラストだ!!
すべてナンセンスだったんだ!
突き抜けまくりのジャンピエールレオー。壊れた鏡ももとに戻る。
yuien

yuienの感想・評価

3.8
可愛いギミックがいっぱいで、良くも悪くもヌーヴェルヴァーグ全開。取り敢えずジャン=ピエール・レオが悶絶級にキュートなので、私の中ではアイドル映画として密かに認定。
レースに出たい男。
でも、車はもってない。
どうにかして 車を用意しなくては。
盗んだり、借りたり、お金を集めたり。
仕事中に出会った女の手を借りながら、
彼は車を手にし、レースに出ることができるのか。



おもしろいけれど、
全体的に雑なせいか、
何をやってるのか分からない時が多かった。

もっと丁寧に、今の技術でリメイクしたらバカおもしろいんじゃないかと思う。

1個、素晴らしいところがあった。
大きい鏡を質屋に出そうと 2人で運んでいるシーン。
男は常に慌てたり、落ち着かなかったりする性格で、やっぱりか と言わんばかりに 鏡を割ってしまう。
でも、その瞬間、フィルムは逆再生され 鏡は何もなかったかのように 元どおり。

とてもおもしろい演出であった。
miho

mihoの感想・評価

3.4
ヌーヴェルヴァーグの雰囲気、やっぱり大好き。

車のトランクの中での会話、鏡のシーンが
素敵すぎでした♡

美術館で一日中、過ごしたくらい
感性が磨かれます。ズバ抜けたセンス!
結論から言うと気分が乗っても乗らなくてもそんなにハマりはしないだろうとは思ったが、パックリ割れた車の両サイドに座った2人が、回転しながら徐々に接近してドッキングするあのシーンなんてフォトジェニック度指数∞かよ

そんなことより、ある意味ここから「出発」を果たしたイエジー・スコリモフスキが半世紀経ってイエ爺・スコリモフスキになっても「イレブン・ミニッツ」とかサラリと撮って現役バッリバリなことに驚嘆、むしろ感動のポイントはそっちでしたが何か!
イエジー・スコリモフスキ監督の青春映画だが、イマイチだった。

ポルシェを拝借して乗り回して、レースに出場したくて(車種変更できず)ポルシェを手に入れようとするのだが…、という話。

ジャン=ピエール・レオらが出演しているが、どうも面白くなかった。
傑作だけど、ちょくちょく中だるみする。
とても素晴らしいシーンがいくつかあって、白眉は分裂する車のカットモデルの両座席にすわり、お互いが見つめあうシーン。 あすこはゆっき~映画史に残ってる。

あと鏡のシーン。割れる鏡の逆再生。スコリモフスキ読本によると、ジャン・コクトーに影響を受けているらしい。
あと、追突したバイクのライダーとけんかするシーンの遠景のショットはいかにも彼っぽい。うしろのポスターの笑顔のドライバーの絵をちょくちょく挿入するのが笑える。
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.2
最初のシーンが特に印象的。そして音楽がかっこよかった。

相変わらずジャン・ピエール・レオくんはいい感じだが、作品全体を理解しきれなかった。
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