マッシモ

マネーボールのマッシモのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
4.5
実在のメジャー球団GM (ゼネラルマネージャー)ビリー・ビーンについて取り扱った映画。貧乏球団オークランドアスレチックスが快進撃をした翌年。クローザーと1番と4番を引き抜かれてどうしたもんかと奮闘する話。今まで使われなかったデータを元に安く良い選手をかき集めチームを再建していきます。(イズリングハウゼン、デーモン、ジアンビを簡単に表すとそんな感じだと思ってます。)

映画内では特に描写もないですが、イズリングハウゼンはカージナルスへ移籍しその後も一流のクローザーとして長年活躍しました。デーモンはレッドソックスで松坂大輔選手所属時にワールドチャンピオンに。ジアンビは言わずもがなヤンキースで松井選手のクリンナップを打っていました。

野球が好きで、メジャーに多少なりとも造詣があればこの映画はたっぷり2時間楽しめます。が、反面。チャーリー・シーン、石橋貴明さんなどが出演するメジャーリーグのような楽しい展開はありません。
ブラッド・ピットが大好きの方でも興味ない野球用語が飛び交う2時間はきついかもしれません。

つまんないこと書きますけど、終盤20連勝が掛かったロイヤルズとの試合中で相手バッターにとして映るラウル・イバニエスですが、黒人選手のカットインが入ります。ですが彼はヒスパニック系だと思います。1秒以下のシーンですが相手選手ということもあり拘りが薄いなと思いました。

まぁ、小さい事はどうでもいいですね。
私は大好きな作品です。
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