tristana

影なき淫獣のtristanaのレビュー・感想・評価

影なき淫獣(1973年製作の映画)
5.0
高水準なエロ・殺し・サスペンスの奇跡的な交響曲(シンフォニー)。風光明媚なロケーションとバカラック調のタイトル音楽、手鏡や新聞、スカーフなど小物の使い方まで一切手抜きなし。イタリアの一流センスを象徴するイタリア代表(アズーリ)のような映画。マリファナパーティーの雰囲気、別荘がある村の男たち(地元の素人のジジイ多数出演)の下品な会話、警部が学生に証言を募る場面で後ろに大学の先生がズラっと控えているあたりも良い。
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