タイトルのアイヒマンとは、もちろんあの悪名高きアドルフ･アイヒマンで、ナチスのユダヤ人虐殺の責任者であり･･･後年、閉鎖的な環境下での権威者の命令に従う人間の心理状況が研究されるのだが、それをアイヒマン･テスト(ミルグラム実験)と呼び、本作はそこに着想を得て、作り上げられている。

女子高の演劇部を舞台に、演劇コンクールで「アンネの日記」を演じるにあたり、OBがお嬢様的な雰囲気を一掃すべく、収容所的な服従と支配のロールプレイングを始めるのだが･･･という展開。

まぁ、さすがに舞台劇のスケールであり、正直、キャスティングも含めて地味で小粒な感は否めずで･･･この手の作品をよく見てる方にはオチも容易に読め、新鮮味には欠けるのかも。

ただし、俳優陣はそれなりに熱演していて･･･清水美那や菜葉菜らの実力派が見せる。

そう、AKBの面々でやったら、面白いのかも。

期待していたのに
なんだかよくわからなかった。

タイトル負けしてる。

• #菜葉菜はもっと評価されて良い