にょいりん

氷点のにょいりんのレビュー・感想・評価

氷点(1966年製作の映画)
3.5
愛する子供を失う事件がきっかけで憎悪を静かにぶつけ合う夫婦とそれにほんろうされる子供達の残酷な話だけどギリギリ最後にホットできる

気持ち良いほどに自己中心で意地悪な母親役の若尾文子と初々しくて天真爛漫な娘役の大楠道代のコントラストが味わい深い

森光子のちょっといい姐さんっぷりとか津川雅彦の晩年にはない爽やかさとか見どころが多かった