にょいりんさんの映画レビュー・感想・評価

にょいりん

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3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.5

イザベルユペールが演じる主人公アンヌを中心に海辺のホテルで起こる出来事を3パターン描くオムニバス
名前も演者も同じのそれぞれのアンヌはまったく別人格なのだけどそれぞれのイザベルユペールが魅力的
共通の
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.5

完璧なまでに狂っていて深淵なエンターテインメント映画であった前作とは今作はだいぶ違っていた。今作では誰かが語る伝説のような章立て構成でフェリオサが怒れる大隊長となるまでの出来事が描かれていて、前作にあ>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.0

コントとホラーが同居しつつコント要素に振れすぎてただ滑稽になってしまってスベり続ける90分ぐらい
作り手は伊藤潤二とか好きなんだろうなって感想
芯になるテーマは世界の根幹にあるシステムの歪みをどストレ
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WALK UP(2022年製作の映画)

4.0

去年の7月にもホン・サンスの映画を劇場で観た。
同じ監督の新作を風物詩の様に毎年楽しめるのは幸せな事だ。

今回もいつも通りのホン・サンス映画らしく取り止めもない会話が続くが、そのリズムや雰囲気にこち
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お嬢さん(1961年製作の映画)

4.0

三島由紀夫の原作からポップさとキュートさを抽出して圧倒的なテンポで80分弱に凝縮したトキメキの小品

妄想癖のかすみ(若尾文子)と恋に恋するおチエ(野添ひとみ)のおしゃべりシーンがフワフワしてて心地よ
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おとうと(1960年製作の映画)

3.0

とにかく美しい大正の風景
薄暗い病室のシーンですら絵画の様
岸惠子の男勝りで愛情深い麗しさ
ただ物語の展開が淡々としすぎで入り込めなかった

からっ風野郎(1960年製作の映画)

3.5

三島由紀夫の演技はやはり上手くなかったけど、不器用で空威張りな二代目ヤクザ役には合っていたように思う
当時一番人気の作家が必死に頑張って演じているのが伝わってきてなんだか愛しく感じた
特にラストのエス
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好色一代男(1961年製作の映画)

3.5

雷蔵演じる女好きでボンクラな若旦那が大好きな女達と日本全国でくり広げる様々な騒動が驚くほどのテンポの良さで描かれる

若旦那は女好きが極まり過ぎて日本中の女を喜ばすんだと本気で思っていて、女を見下して
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.0

公開時に三島由紀夫の事をあまり知らなくて観て、まあまあ良かった記憶だったけど三島のドキュメントとかを観て久しぶりに観たら出来が悪すぎてビックリした
井浦新の三島由紀夫は雰囲気が違いすぎるし、ただ堅苦し
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(1964年製作の映画)

3.8

原作を読んでいないと最後の展開は唐突過ぎるかもしれない。映画ならではの補足シーンを付け足してはいるけれど、いかにもな説明ゼリフになってしまっている。ただ原作の映像化としては素晴らしい。
主人公の狂気的
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.0

アニタオデイの最初は退屈そうにしてた観客を最終的にノリノリさせるリラックスしてるのに圧倒的なステージが最高だった

氷点(1966年製作の映画)

3.5

愛する子供を失う事件がきっかけで憎悪を静かにぶつけ合う夫婦とそれにほんろうされる子供達の残酷な話だけどギリギリ最後にホットできる

気持ち良いほどに自己中心で意地悪な母親役の若尾文子と初々しくて天真爛
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美徳のよろめき(1957年製作の映画)

2.5

原作を読んで映画に期待ていた要素が全くなくて楽しめなかった
ほぼ違う話

月岡雪路はやはり美しかったけど、原作では寝てるだけで存在感のなかった主人公の夫を三国連太郎がやたらとダンディに演じていて一番魅
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細雪(1959年製作の映画)

3.5

淡い霧のような独特のフェードインフェードアウトで場面場面がつながってゆく華麗でぼんやりリラックスできる低温アロマミスト映画
台風シーンで急に特撮スペクタルになるのが斬新だった

山本富士子と京マチコが
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雪之丞変化(1963年製作の映画)

3.5

長谷川一夫の雪之丞をおっさんだなーと思って観ていたらとんでもなく美しく見える瞬間が何度もあってびっくりした
ストーリー展開は別にどうでも良くて、豪華絢爛なキャストをスタイリッシュな映像で味わう贅沢な2
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爛(ただれ)(1962年製作の映画)

3.5

財力があり外見の良い浮気男を奪い合う女の争い。

男を取り合う理由が愛でもあるだろうけど、執着や嫉妬やお金やプライドみたいなものが根本に渦巻いていそう。
今作の若尾文子はやさぐれて達観しつつも気性が荒
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夜の河(1956年製作の映画)

4.5

一見大人しく見える着物美人だけど芯がスッと通って凛々しい主人公を演じる山本富士子が素晴らしい
昼のシーンでは当時の京都の風景でノスタルジックな気分になれて、夜のシーンでは旅館の室内や夜行列車の食堂車が
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赤い天使(1966年製作の映画)

4.0

従軍看護師視点での戦争の壮絶さは新鮮であり強烈だった
剥き出しの死と性の表現の純度が高すぎたり、若尾文子演じる看護師の狂気的に「男」を包んでしまう「女」性にゲンナリしつつも惹きつけられた
死体だらけの
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から森を見上げる移動ショットと音楽が美しいし、その後にもある森の中での誰の視点か分からないようなカメラワークも素晴らしかった。そんな自然の中で、主人公や村人達の拙い演技の不自然なセリフのやり取りに>>続きを読む

美貌に罪あり(1959年製作の映画)

4.0

旧家を必死で守りながら最終的に手放してしまう執念と諦念を淡々と演じる杉村春子が素晴らしい。
姉妹の確執を山本富士子と若尾文子がそれぞれに芯が通って気品がある女性像で演じていて美しかった。
何度かある山
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安珍と清姫(1960年製作の映画)

3.5

気になって意地悪して恋して愛し過ぎて怪物にまでなってしまう最高に妖艶な若尾文子がここに!
雷蔵もひたすら苦悩していて情けなくも可愛いくてただただ美しい