こ

氷点のこのネタバレレビュー・内容・結末

氷点(1966年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

役者がみな力強い、若尾文子と船越英二が新鮮で良かった、、

人間の卑しさ、惨めさ、執念、、とどのつまりは滑稽か
罪を重ねた者の苦しみは重いと感じさせるラスト、夫妻もこんなはずではなかっただろうに、人間はどうしたって影響し合ってしまうもの
陽子の唯一の純朴さが指し示す希望

俯瞰的な映像と主観的な映像が絶妙なのか、引き込まれた
終始緊張感や居心地の悪さがまとわりつくなか、辰子と啓造の机を挟んでのシーンがなんだか印象的だった
こ