氷点のネタバレレビュー・内容・結末

『氷点』に投稿されたネタバレ・内容・結末

全く悪くないのに、陽子が可哀想過ぎる。
周りの大人たちが身勝手で酷い。
娘ルリ子を殺した殺人犯の娘を(妻には内緒で)養女にした父。途中で知ったのは気の毒だが、真実を陽子本人に暴露した母。そして、最も…

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役者がみな力強い、若尾文子と船越英二が新鮮で良かった、、

人間の卑しさ、惨めさ、執念、、とどのつまりは滑稽か
罪を重ねた者の苦しみは重いと感じさせるラスト、夫妻もこんなはずではなかっただろうに、人…

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救いのない物語。嘘を貫き通すという難事が人間には所詮不可能事であることがこれでもかと描かれている。偽善的な小市民を演じれば、第一級の船越英二を観るための映画。

妻の不貞に対し、罪のない他人の子を利用して陰湿の極みのような復讐を実行する男、その思惑通り、自分のしたことを思いきり棚に上げて罪もない養子を憎む女・・その姿に男・女それぞれの暗い性を見た。その中身の…

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「他の生き物には絶対に無くて、
 人間にだけあるもの。
 それはね、
 ひめごと、というものよ。」
(太宰治『斜陽』より)

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 夏の暑い日に絞め殺された愛娘。医者の夫は友の伝手から悲しむ妻に養子…

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原作を大分端折ってあることが感じられるものの大事な筋は伝わる。
家族の形が次々と変化していく様子がなんとも人間的で悲しい。
ある殺人が招いたその後の家族の迷走の物語。

「どこへも行きたくありません…

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「けれど今陽子は思います、ここまで精一杯生きてきた陽子の心にも、氷点があったのだということを」


このセリフが登場するまで題名の由来は何かと考えあぐねていたが、陽子の言葉を聴いて、心が凍ってしまう…

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