mai

レンタネコのmaiのレビュー・感想・評価

レンタネコ(2011年製作の映画)
3.4
ほのぼの系で癒されました。で、それ以上でもそれ以下でもない作品かな…というのが感想です。

猫が自然と寄ってきてしまう主人公が猫をさみしい人に貸す…というオムニバス形式の作品で、その現実離れした「レンタネコ」という発想が功を奏しています。独特な雰囲気を醸し出しながらも、扱う題材はすごく普遍的なのが良いんですよね。
ただ話はそれに尽きてしまうので、猫好きは終始たまらない映画かもしれませんが、一本の映画としては…映画館では見ないなというのが正直なところです。
後は、役者がそろっているので、そのキャスト陣の演技力のおかげかなと。彼らが真剣に演技しながらも、そのキャラたちはどこか変で…だから、ところどころでクスリと笑えて、とりあえず最後までボケっと見てしまいます。

夜中とか昼間の微妙に空いてしまった時間になんとなく見始めるにはもってこいの作品だと思います。
mai

mai