なんてコミカルなパリの一日。
縦列駐車、言い合い、押し付け合い、ポイ捨て、全部全部THE・パリの喧騒って雰囲気。
喜劇として高い完成度を持つ今作、13分と短くて愛おしい。
Coiffureで泡つけたまま走り回ってたおっちゃんはほんとツイてないし、奥様が待てないのも、ヒマワリが折れるのも、こんなに苦労してバゲットにサラミ挟んだだけの味気ない食事をしてるのも、すべて素晴らしい
1960年代ということですでにカラーも、音声付きの映画らしい映画も撮られ始めていたころだろうに、1920年代のチャップリン映画に回顧したかのような雰囲気が好き。
短編映画として賞を取ったのもうなずける。
Studio37、復元してくれてありがとう~