すぎもry

民族の祭典のすぎもryのレビュー・感想・評価

民族の祭典(1938年製作の映画)
4.9
何を差し置いても必見!!とにかく感動した!!!!!!!人間の身体運動はこんなにも美しいのか!!!!

ベルリンオリンピックの選手の運動、観客の応援、ドイツ選手の活躍に一喜一憂するヒトラーがそれぞれバランス良く描かれる。それぞれの国の選手を全力で応援し、表彰式で国家が流れる。まさに「民族の祭典」だと思う。

走る、跳ぶ、投げる、捻る、選手の動作を少しずつ違うアングルで撮影している所も、只の記録映像じゃない!!

黒人選手をニグロと当たり前のように実況していたり、マラソンの孫選手が日本代表と紹介されていたり、時代が色濃く反映されている。孫選手が表彰式で、優勝したにも関わらずひたすら下を向いているのが非常に印象的。

わたしはどんなに美しくて芸術的に優れていても、ナチプロパガンダという負の側面に目をつぶることはできないタチなのでマイナス0.1ポイント。
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