田旗浩一

四畳半物語 娼婦しのの田旗浩一のレビュー・感想・評価

四畳半物語 娼婦しの(1966年製作の映画)
5.0
6年ぶりの再見。上野の待合・立花。そこの女将木暮実千代と三田佳子と野川由美子の娼婦二人の物語が、甘く切なく儚く、時に図太く、全編わずか39カットの長廻しと分かち難く描かれるその様に改めて深く感動。女性搾取は溝口同様だがその洒脱ぶりは溝口以上。
田旗浩一

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