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現代やくざ 与太者の掟のぉゅのレビュー・感想・評価

現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)
3.7
2024年 鑑賞 24-203-55 [12-4]
BS12 にて
「新網走番外地シリーズ」「鉄道員 ぽっぽや」等の降旗康男監督による、「現代やくざシリーズ」の第1作目で、東京新宿を舞台に、一匹狼の勝又五郎(菅原文太さん)が組織ヤクザの暴力と対決する任侠作品。

ー 菅原文太映画祭 第1弾 現代やくざ ー
出所とシャバでに値上り「いまに始まったこっちゃねぇ」(それが未だに続いてますね... )、煙草を吸うだけで “カッコ良さ” や “漢” を感じる、電車での一喝 彼らしさを感じてしまう、志村喬さんだぁ!とパチンコと乱闘で... 、志村さんは彫り師、勝又の恩人の福地(待田京介さん)と福地に誘われるも... と兄弟分と勝又の生き方、人身売買の容疑で逮捕と人違いで釈放と警察の対応にブチギレる勝又「おいっ たったそれだけかよ てめぇーら偉い奴にはへぇこらしやがって 俺たちみたいな虫ケラにはそんな挨拶しかできねぇのかよ 人様の税金で飯食ってんならなぁ もうちょっとしっかりするんだな」、山城新伍さんと新たな愚連隊、ヤクザのルールと借金50万とパクリ屋、福地の顔を潰すわけにはいかない勝又は... と若山富三郎さんとの出会いと福地は組で勝又と... 、若山富三郎さんの登場で事態は収拾するも... 、勝又の思いと尾行ときょうの盃が... と福地のある決意、宴会と伝言と兄弟盃とそれぞれの行動、「勝てば官軍 負ければ地獄 バカは一人で十分だ」と「死んでたまるか」

菅原さんや待田さんや若山さのカッコ良さに痺れた!挿入歌も良かった。菅原さんの一匹狼で平等を求める怒りと生き方不器用さが全面に出たいい任侠作品だった。シリーズの他の作品も観てみたいと思った。

「あんた いい男だ おい 俺の組に入らないか? 俺から親父さんに話してみる」「よしてくれよ 俺は組だの組織だの 堅苦しいのは性に合わねぇんだ あんたの気持ち無下にするようだがな」「じゃ兄弟分ならいいだろう」

「何が義理や仁義だ 言うこととすることが違い過ぎるじゃねぇか」

「お前みてぇな恥知らずに兄弟呼ばわりしてもらいたくねぇんだ よく聞け ヤクザに義理と仁義がなくなったら ただの暴力団だ」
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