冷戦時代にCIA史上最大の極秘作戦でソ連に対抗するアフガンを支援した下院議員の実話。
投票で世界を変える民主主義を称えた挿話などいかにも脚本のアーロン・ソーキンらしい。
アメリカは常に介入して立ち去り、それが結果的に9.11を招いたと示唆され、苦い後味。
酒と薬と女に溺れる陽気なキャラは、ユーモアセンスがあるトム・ハンクスだからこそ憎めない。
ジュリア・ロバーツは役不足で魅力を感じず。
フィリップ・シーモア・ホフマンは流石どんな役を演じてもハマる。
エイミー・アダムスにエミリー・ブラントも出てて豪華キャスト。
名監督マイク・ニコルズの遺作。