幼稚園の頃鑑賞。
決して素敵でもなく
これと言って良い話でもないんだけど。
30年以上経っても鮮明に覚えてる。
これしかない訳じゃないのに
こればっかり見てたから。
多分惹かれる何かがあったんだな。
大人になってDVD探してもないの(T-T)
いつか手に入れたい。

小学生の頃、夏休みや冬休みまるまる祖父母の家にお世話になってて、その時に退屈しないようにと祖父がVHSをレンタルしてダビングしてくれた作品。
『青い海のエルフィ』と2本立てでダビングされていて、どちらの作品も飽きずに何回も観てたけど、特にこちらのほうがお気に入りで、今でもとても思い入れがある。

ダビングしたビデオテープは私がもらい受けたはいいものの、地上波になってからはビデオデッキもめっきり使わなくなり、コンセントを繋いでも起動しなくなった＝鑑賞できなくなってしまって、すごく悲しかった。

でも嬉しいことに近年配信サービスで観られるようになり、ようやく自分の子供たちに観せることができた。
本当にありがたい。
とはいえ我が家の子供たちは男の子だからか、観終わったらかなりあっさり他の遊びをし始めて、ちと残念な気持ちに駆られたけれど…笑

内容は、大人になってから初見だと子供だましとも感じてしまうかもしれないけれど、それでも私には今でも大切で素敵な作品。
この頃のアニメ作品って、画と音楽のつなぎ方や特殊効果が本当に素晴らしいものが多く、それでいて大体1時間くらいにしっかりとまとめられているし、まさに芸術作品だなと思う。
この作品の主題歌『瞳のなかの少年』も、秀逸なタイミングで作中に組み込まれていて、種ともこさんの透明感のあるボーカルがいつまでも色褪せず、聴くと涙が溢れてくる。

配信してくれる限り死ぬまで定期的に観続ける作品だと確信している。

何が言いたいかというと、とにかく色んな人に観て欲しい。