山形市には「文学」を育む風土がある。 著名な作家を多く輩出している山形市。その理由のひとつとして注目されるのが、民間主導で開催されている「山形小説家・ライター講座」の存在だ。1997年からスタートしたこの講座には、作家デビューを志す人はもちろん、「書く」ことの楽しさを経験したい人たちが今でも途切れることなく足を運び、熱気にあふれている。 なぜ山形市でそのような講座が根付き、そして今でも文学の担い手を生み出し続けているのか?山形市の文学にまつわる取り組みを交えながら、講座に関わる人たちへのインタビューを通して探るドキュメンタリー。
画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭