FREDDY

スマーフのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

スマーフ(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

1958年にベルギーの漫画家のピエール・クリフォールが生み出し、80年代には「森のスマーフ」として米ハンナ・バーベラ・プロダクションによりTVアニメーション化もされた人気キャラクターを、実写とCGアニメーションを融合させて映画化した本作。印象としては、クラムジーやスマーフェット、パパ・スマーフなどといったスマーフらのキャラクター性はそれぞれに個性があって愛らしく、どこか癖になる"スマーフ語"にも惹かれましたし、あまり馴染みのなかった"スマーフ"の魅力が知れただけでも観る価値はありました。そして、グレース・ウィンズローを演じたジェイマ・メイズやオディールを演じたソフィア・ベルガラなどといったキャスト陣も目に残るものを感じましたし、やはりと言いますか、ガーガメルを演じたハンク・アザリアは役柄の印象もあるがとてもユニークな演技は良かったと思いますし、大笑いとまではいかないが、地味に笑いのツボを刺激するガーガメルと相棒の猫アズレールが織り成すコメディはスマーフ語と同じように妙に癖になるものがありました。描かれている内容としても、"子供向けのファミリー映画そのもの"といったところではあるが、映画のパロディやブラックユーモアも含まれ、アドベンチャー要素もあったりと、気軽に楽しめる作品であることに間違いはないですし、素直に続編も観てみたいと思わされました。ただ、ドジっ子のクラムジーが"ヒーロー"として活躍するシーンは、あれはあれでよいとは思うが、個人的にはもう少し盛り上がる展開が欲しかったですね。
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