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男と女のhisaukのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.3
ラーラーラー、タバダバダ、ラーラーラー、ダバダバダ…。

フランス、寄宿舎に娘を預けパリで一人暮らしをしているアンヌ。
カーレーサーのジャンも息子を寄宿舎に預けていた。子供を通じて知り合った2人はお互いを意識し合うように。


これぞフランスの大人の恋愛。
アンヌがジャンに告白の電報を送り、喜ぶジャンがアンヌに会いに向かう車の中で、何を言おうか、どう振る舞おうか、ベルを鳴らすのは2回?1回…。色々考えるシーン好き。
まるで初恋をした10代の青年のようなジャン。

でも、女心は複雑なもんで、、。
アンヌの中には亡くなった夫の存在が大きかったのねぇ。

もっと後に出会っていれば良かったのかなぁ。

アンヌ役のアヌーク・エーメが美しい。

「ダバダバダ」の曲がシーンによって、明るくなったり、沈んだようになったりする。
2人の心を表しているようだった。

この作品を観るきっかけとなったのが
「男と女 人生最良の日々」

アヌーク・エーメは歳を重ねても美しい。
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