ごろり

ダークマンのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

ダークマン(1990年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白いわけではなくて結構地味な作品だと思うけど、サム・ライミ監督作品ということで「スパイダーマン」シリーズや「死霊のはらわた」シリーズを観ていると、より作家性を感じることができて楽しかったです_(:З」∠)_
音楽がダニー・エルフマンなのも◎、OP聞いた瞬間にうお!「スパイダーマン」じゃん!とニヤニヤしちゃいましたww

リーアム・ニーソン演じる科学者のペイトンがギャングによって化け物のような姿にされ、その後運び込まれた病院で痛覚を遮断されなんか色々な要因で不安定な心と超人的パワーを手に入れ、自身が研究していた人工皮膚を活用してギャングに復讐していくダークヒーローものです_(:З」∠)_
見た目も成り立ちもヴィランなのよww
終盤まで派手なアクションはなく、人工皮膚を使用してちまちまと成り済まし復讐をしていきますww 終盤のアクションも今観ると結構地味ww
ただ、映像のカット割りとか編集とか、詳しくはないけどサム・ライミ監督の映画を観てるなと感じて、素人にもこうやって作家性が伝わるのが凄いなと思って退屈はしなかったです_(:З」∠)_

好きなシーンは
怪物のような見た目を人工皮膚で隠して恋人と遊園地でデートをするシーン!
大きなゾウのぬいぐるみを恋人にプレゼントする為にボール投げゲームに挑戦して的を倒すんですけど、店員が線を越えて投げたから失敗と言ってぬいぐるみを渡してくれず、それで不安定な心を持ったペイトンが店員の指を折っちゃうところww
店員「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(指痛えぇぇぇぇ!!)」
ペイトン「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(このクソ野郎がぁぁぁぁ!!)」
ヒロイン「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(なんでぇぇぇぇ!!)」
もうテンポがギャグなのよww

復讐を果たした後に自身の変わってしまった姿と心が原因で恋人の元から去り、人工皮膚を被って人混みに消えていく悲哀に満ちたラストはめちゃくちゃ好きです(;//́Д/̀/)ハァハァ
「ペイトン!」と追いかけようとする恋人に「ペイトンは死んだ…」と言い放ち去るシーン痺れるし、その後のナレーション 「私は誰かであり誰でもない。どこにでもいてどこにもいない。〝ダークマン〟と呼んでくれ。」が最高にイカしてるのよ(;//́Д/̀/)ハァハァ
最後に人混みに消えていくときに被ってる人工皮膚がブルース・キャンベルというサプライズも堪らねぇ(;//́Д/̀/)ハァハァ

ラストシーンが良いとそれだけで評価上がっちゃうよね_(:З」∠)_
ごろり

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