ツァイ・ミンリャン初長編。この前に「It’s a Dream」という10分の短編映画を撮っている。

ある夫婦は、台北の西門町に10代の子供たちと暮らしている。両親はラブホテルの清掃員として働き、子供らはヒット映画のチケットを買い占め、転売してなんとか生活を保っている。そんな日常は、娘のある思い付きによって崩壊を迎える...。

前提としてこれはテレビ映画。なので冒頭から分かる通りカットバリバリで何も知らず観たらツァイ・ミンリャンとは分からん編集・撮影。
しかしながら、フレーム内で起こっている生活環についてはこの頃から変わらず、人物の着替えシーンなどは今後の幾つもの作品に該当しているだろう（また、空間移動と被写体に対するカメラ位置も）。
「誰ミンリャンだよ」って思って観てたら、ラストのくどさでツァイを感じる。

• #日本未公開ξ

貴重だ
クレジットに蔡明亮って明記されるまで不安だったが

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