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三十九夜のtのレビュー・感想・評価

三十九夜(1935年製作の映画)
4.0
女に巻き込まれた男がまた他の女を巻き込むっていう。主人公はアイデンティティすら無いかのように変装し、偽名を使い、別の身分の人間を演じ続ける。たかが映画、の恐ろしさ。
マデリーン・キャロルの手錠プレイやストッキング脱ぎにはヒッチコックのブロンド美女への欲望があからさまに出ていてとても良い。
ミスターメモリーと舞台空間、突き立てられたナイフ、胸ポケットの聖書、列車の窓から飛び出て移動、小指の欠けた悪役など。
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