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動画配信は2026年9月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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目次
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『GREAT PHOTO, LOVELY LIFE / 小児性愛者の祖父を持って』に投稿された感想・評価
qqfowlの感想・評価
2025/11/16 00:13
4.5
フォトジャーナリストのアマンダ・マスタードの祖父は小児性愛者で、家族を含め多数の被害者がいた。アマンダ自身がそのことについて祖父や家族にインタビューし、被害者にも連絡を取り、長年の秘密を白日の下にさらしたドキュメンタリー
問題の祖父は整体師で、近所の女児から、実の娘、孫娘まで、数十年にわたり多数の被害者がいた。アマンダ自身は被害に遭っていないが、過去に性被害を受けた体験があり、そのことが、祖父の被害者に強く心を寄せ、自らドキュメンタリーを制作する動機になった。
たくさんの被害者がいながら告発は少なく、祖父が刑務所に入っていたのはほんの数年だった。加害者の妻であるアマンダの祖母は終始見て見ぬふりをしていた。実の娘デビ(アマンダの母)や孫娘アンジー(アマンダの姉)まで被害に遭っていたのに。
闇深すぎるファミリーヒストリー。中でもアマンダの母親、デビの立場が複雑。デビは被害者でもあり、娘アンジーを守りきれなかった、アンジーにとっては加害者でもある。アマンダとアンジーはデビを理解しようと3人で話し合うが、これが大変な難関だった。しかし最後にはアマンダの努力が実る。闇を恐れず果敢に挑戦したアマンダの勇気に感銘をうけた。
母デビとの話し合いがうまくいかず難しい時期に、「おばあちゃんよりもお母さん(デビ)はうまくやったし、私たち(アマンダとアンジー)はもっとうまくやっている」とかなんとか、アマンダが言ったのが印象的だった。
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2
消費者の感想・評価
2026/10/05 03:07
3.9
・ジャンル
社会派ドキュメンタリー/クライム
・あらすじ
舞台はペンシルヴェニア州
報道写真家のアマンダは家庭内でも語られる事の無かった闇と対峙する事を決断する
それは祖父、ビルが小児性愛者であるという事実だ
本人に過去の事実を問い、共に被害者である母と姉や彼が整体師であった頃に犠牲になった者達と向き合う中で彼女はビルが残してきた影響の大きさを知っていく
そしてこの撮影と追求は家族の和をも更に歪ませていき…
・感想
小児性愛者として数多の被害者を生んだ祖父の罪とそれが与えた影響を報道写真家である孫娘が追求していく姿を収めたHBO製作のドキュメンタリー作品
U-NEXTで配信期限が迫っていたので鑑賞
本作を観て最初に驚かされたのは堂々と自らの犯した罪を語る一家の祖父、ビルの異常性だ
それは本作で最も重要なポイントでもある
性犯罪者の多くは法に背く行為だとは知っていても、その悪質さを理解していない
その為、加害者でありながら被害者の様に自己憐憫をする様な態度を見せる
その根底にあるのは所謂、“認知の歪み”
大人としての責任感を持たず、被害者側も望んでいたかの様に述懐する様子は極めて不快で気持ちの悪い物
恐ろしいのは悪意が無い故に、その本性を知らぬ周囲の人々からは好印象を抱かれていた事
そして、それを当然だと言わんばかりに何食わぬ顔で受け入れている異常性
亡き妻や娘と孫への愛を抱きながら、己の行動が招いた家庭の機能不全や家族外の被害者達への無関心と彼女達が抱く憎悪や恐怖を聞く事を拒絶する
その闇を覆い隠す様に信仰が働いていたという事実も欧米が抱える宗教的病理を象徴している様でおぞましい物だった
信仰こそが彼が罪を重ねる事を許したという事になるからだ
加えてそれは家族を良く見せる道具であると同時に鎖にもなっていたというのが負の連鎖を生んでいて救いが無い
しかも信仰の冒涜以外の罪は許されるという認識が未だ色濃く残っているという…
何より問題だったのは遠い過去に罪が明るみになっていながらも、その話題自体が家庭内でタブーになっていた事
それこそが信仰の与えた最大の悪影響であり、家庭という体裁がそれを構成する家族の心よりも優先されてしまった元凶だったという訳だ
忘れたくても忘れられない心の傷と現実の被害を無い事の様に扱わせる同調圧力
一家の長女、アンジーの心を蝕み続けていた物は被害以上にそちらの方が大きい様だった
即ち、身体的な被害よりも心に及ぼされる影響の方が強かったという訳だ
被害者が心に重荷を抱えたまま生き続けている姿と事を矮小化している加害者ビルの対比
それも確実に異様ではあったが、最大の闇は家庭内での不信感にある
アンジーは幼少期に祖父母の元に預けられ、幾度もビルの被害を受けてきた
当時の母デビは離婚したばかりで職も無いという事情はあったが、それで許される話ではない
貧乏暮らしでも両親を頼らずに生きる術が皆無ではなかったはずで、親は命に替えてでも子を守るべき存在だ
加えてデビは職探しだけでなく、デートの為にも彼女を置き去りにしていたという
では何故、そんな行動を取ったのか?
そこから見えてくるのは家族の絆という物が呪いにもなるという事
例え怪物でも親はずっと親であり続ける
その為に第三者から見れば明らかに危険な人物であっても、どこかで信じてしまっている部分がある
それに加えて作中でも語られていた事だが、機能不全家庭は他所の家庭を知らない為に何が異常かという理解が当事者には難しい
本性を知っていても、何事も無かった様に父に寄り添い続ける母は共犯の様な物
だが、加害者本人ではない為に信じる余地が出来てしまう
母は同性であるという事もそれと無縁ではなかったのだろう
本作を監督したアマンダは次女であり、過去に性暴力を受けた経験はあるがビルからの被害は受けていない
故に祖父の罪と向き合う覚悟が最もし易かった立場でもある
ビルの罪は遺伝の様に娘と孫に異なる形の“認知の歪み”を与えた
その構図は伝染病、あるいは核燃料の様だった
世代を超えて歪みは引き継がれていくが、それは徐々に薄まっていく
一見すると救いの様に見えるこの現象は本来、互いに支え合うべきな家族間で溝が生まれるという副作用がある
これが一家の抱える最も悲しい現実だったと思う
アンジーは我が子を危険に晒さずに済んでいる為、デビの“罪”と向き合う事で心を癒そうとする
アマンダはその手助けをしている
だが、デビは娘を預けたという事を“罪”と認めたがらない
その心理は自分を母と同じと思いたくないという事
そして全てを過去に葬り、前に進みたいという思い
しかし、皮肉にもその考え方は彼女の母やビルと酷似した物でもあった
前に進むというのは逃げる事ではないと認めない様が…
また、何がビルを犯行へと突き動かしたのかという事も重要だ
無論、それは性癖が最大の要因ではある
だが、個人的にはそれだけだとは思えなかった
これは推測になるが、信仰は彼に罪を犯させた元凶の1つでもあったのではないか?
性愛を罪とする教えの中で育ち、異性との距離感が上手く掴めなかったが為に幼児へと関心が向いたのではないか?
言わば、快楽目的のセックスを禁じられた牧師が教会で信徒の男児に手を出すのと同じ思考回路だったのではないか?
そこに女遊びを堂々としていたという父からの影響が重なった
相手が子供で恋愛に発展しないのなら、手を出しても浮気にはならない
そうすれば父の様に妻を傷付けなくても済む
大人の女性は大人の男性である自分に警戒を見せるが、子供達は違う
彼女達こそ自分の内面を見てくれる存在
こうした論理に至った様に思えた
つまりは無知ゆえの無防備さを純潔や純粋さとして愛していたのだ、と
その証拠かの様にデビへの束縛が酷かったという事実も語られている
その束縛は彼女の結婚の失敗にも確実に影響を与えていて、それがアンジーを苦しめる遠因ともなったという罪深さもある
こうして肉親の罪を振り返り、自己理解を深めていくという本作の内容は連続殺人犯デニス・レイダーの娘を軸とした「私の父は、連続殺人犯BTK」や精子提供を自らの物とすり替えていた医師を扱った「我々の父親」などとも共通している
心に陰をもたらした対象と向き合う事で自己の受容をしていく点で、だ
つまりは前述の通り、身体的な被害よりも精神的な被害の方が大きいという事を示している
そういう意味で本作は罪の告発というよりは、心に傷を負わされた女性達が“インナーチャイルド”を癒していく過程の記録という側面の方が強く感じられる
それはアマンダを含めての事だ
彼女自身はビルから被害を受けておらずとも、性暴力の被害者であり性加害者の孫として語れる事があるという責任感を持っていた
加害者でなく、被害者側が十字架を背負っていかなければならないというのは辛い事だが、そうする事でしか自分達の心が癒される事は無い
黙っていても起きた事は変えられず、心の傷やしこりは目を背ける程に大きくなってしまう
何よりこの記録を映画として発信する事やビルに現実を突き付けて罪を認めさせるという事は世界中の加害者に罪の理解を迫る物であり、その結果によって被害者の過去の受容も達成されるとアマンダは考えたのだろう
被害を認めないという行為は二次加害
即ちセカンドレイプなのだ、と
他に目を引いたのはホームビデオにおけるアンジーの映され方に対する姉妹の反応
普通なら幸せな家族のひと時を記録する物までも勘繰って見ざるを得ないというのも、やはり悲しい事だ
この悲劇を起こしたのは結局、性癖である
そして性癖とは意図して作り上げたり、簡単に制御出来る物ではない
性的指向や性自認もそれは同じだが、それ自体が罪ではないという点で異なる
この2つは“矯正”すべき物ではないが、小児性愛に限らず加害が前提の性癖という物をどうにか治療する事は出来ないのだろうか?
よく性犯罪者を全否定し、糾弾する声をネットでも目にする
しかし、当事者の視点に立つと罪を犯すか禁欲かという極めて厳しい決断を迫られているというのも現実
ようは彼らもまた、救われるべき存在なのではないかと
この問題についても可能な限り多くの人が考えていかねばならないのだと思う
彼らが悪しき“成功体験”を重ねてからでは遅いのだから
ここまではビルの過去の罪とそれを追求するアマンダ達について主に書いてきた
だが、他にもビルの撮影期間中に見せた醜悪ぶりも忘れてはならない
彼は老いて、妻も亡くなり、か弱い老人である事を執拗にアピールしていた
それは彼の最後の”武器“の様でもあったし、晩年に罪を犯していなかったのは非力になったからというだけだという事の表れでもあった
人の内面はそう簡単に変わらないが、体は衰えていく
それすらも同情を引く道具とするというタチの悪さを発揮してから死んでいった彼の人生とは何だったのだろうか?
欲求や攻撃性に呑み込まれ、自我などはとうに失った怪物
それが彼の真の姿だったのではなかろうか
本作は社会的に大きな意義を持つ内容だが、同時にどこまでも個人的な作品でもある
等身大の苦悩や葛藤が生々しく感じられ、それが被害者達の心に思いを馳せさせる
これこそがドキュメンタリーのあるべき姿なのではないかと個人的には感じた
かなり生々しい犯行の説明もあり、被害者側の人々が苦しむ姿も鮮明に記録されている
なので、性被害を受けた当事者の方は鑑賞に注意が必要だ
それでも、幅広い層の人々に見られて欲しい良作だったのは間違いない
性暴力は無くならなくても、被害への無理解が無くなる事を切に願う
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0
もの感想・評価
2026/09/28 18:53
-
身内に性犯罪者、しかも小児性愛者がいるのしんどいな。
おじいちゃんが診療所の子供達だけじゃなくて自分の娘デビと孫(監督の妹アンジー)にも手を出してるの本当にありえない。
少女たちはすごく優しくて〜っておじいちゃん言ってたけど当たり前だろ、何もわからない年頃なんだから。自分の都合のいいように利用して傷を負わせる負わせるなんて…
しかも被害者たくさんいたのに告発した人たちが少なかったから(?)四年半収容されるっていうのもありえないし、アメリカってどんどん罪が足されていってすごい年数になったりするのにたった四年かよって感じ。しかもちゃんとしてたから牧師が許可出して二年半で出てくるのもう被害者たちはやるせないだろうな。じいちゃん、自分がしたことを悪いと思ってなさそうで本当にカス。でもよく刑務所で生き延びれたよね、アメリカの犯罪者たちは小児性愛者に厳しいイメージがあるけど。死に際になってデビに『君の敵じゃない』とかあまりにも自分の都合のいいことばっかり言ってて本当にびっくりする、敵でしかないよ最早父親でもないって。
デビもアンジーも守ってくれる存在であるはずの母親から守られなかったのが辛いし(デビは被害者でもあるけど)、おばあちゃんが被害を知ってるのに見てみぬふりをしてたのが本当に同じ女としてありえないよ。信じたくない気持ちがあったっていうことなのかな。
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