asperin

お引越しのasperinのネタバレレビュー・内容・結末

お引越し(1993年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

両親の離婚によって心乱される11歳の少女の話。

両親の離婚という本人たちの都合で「大人になってね」と、子供でいることすら許されなくなるのはとても心苦しい。子供も十分いろんな事が見えてるし、親の不仲も、求められている自分の役割も肌で感じているはず。本人の活発さとは裏腹に、不安や悲しみが徐々に広がっていくリンコの表情と、大人びた発言にぎゅっと胸が痛んでいく。「なんで生んだの?」って言わせるのは子供にとっては酷すぎる、きついなぁと思う親の発言をちゃんと抑えていて、ぶっちゃけ見るには面白い
終盤のパンズラビリンスは、全部燃やして解放されてよかったねっていう親への皮肉?解説よも〜
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