カメラワークと、不可思議な着地点が面白い。
普遍的な子どもの話だと思う。
ラストの不思議な着地は、想像力が膨らませられた。
子どもの頭の中の感覚を覚えている大人はすごいな。
だからこんな映画が撮れる…
三角形のテーブル怖い。こんな鋭角なテーブルない。
とにかく小学生の頃の夏の空気。その捉え方が秀逸。蒸せ返るような熱気と無防備に半袖半ズボンから投げ出された小麦色の細い体躯はこの一瞬にしかないきらめき…
映画館で観たかったけど、ネットでレンタルして観ちゃった。
自分が生まれた年の映画だった。
前半と後半で雰囲気が変わります。
前半すごい良かった。
子供が居ても離婚する家庭ってどのくらいあるん…
中盤(旅行に行く前)までは最高な映画に出会ったと思い観ていたが、後半がいまいち自分には響かなかった。「おめでとうございまーす!」が理解できず、そこで完全に置いてけぼりになってしまった。ただ、中盤まで…
>>続きを読む田畑智子の演技がすごくいい。
この夏は暑かったんだろうね。
あと、気づいたことが一つ、やっぱり、相米慎二の映画は死の匂いがする。
3作しか見てないが、3作とも死の匂いがうっすらとした。
親が離婚…
両親との楽しい思い出が詰まった夏の琵琶湖への旅を自分の貯金で手配して、街や山を駆け回ってたくさんのものに触れて、くたびれ果てた末に見た夢の中で、受容と決別を迎える…なんて一晩で経験してしまったら、そ…
>>続きを読むどうしてこんなにすごいのかもはやよく分からん。
相米慎二の作品は大抵そうなる。
決して流麗とは言えない無理矢理にも見えかねない長回し(カット割を割らずに撮るような)が捉える芝居もまた、決して上手い…
夜の倒立、突然のムーンウォーク、テーブルの下で足を足でつかむ、、必ずしも物語の意味に回収されない身体の衝動的な運動が映っている
実質的なラストともいえる幻想的な水辺のシーン
母親があらわれたところで…
全体的に良すぎた。
田畑智子のスクリーンデビュー作。両親の離婚、別居に伴う11歳の子供の葛藤と成長を描いた作品。
演技、脚本、演出、カメラワーク、全体の構成、尺、どれをとっても一切の過不足なし。…
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