このレビューはネタバレを含みます
映画館で観たかったけど、ネットでレンタルして観ちゃった。
自分が生まれた年の映画だった。
前半と後半で雰囲気が変わります。
前半すごい良かった。
子供が居ても離婚する家庭ってどのくらいあるんだろう。
子供の頃の同級生たちも、知らなかったけどこんな葛藤があった子達がいたのかな。
中井貴一、あのヒゲとあの服装は輩感がすごいけど、ちゃんと会社で働いてるお父さんなんだね。
この喋り方は、京都かな。って思ったら正解だった。
京都の人って琵琶湖に行くのがあるあるらしい。
後半は、ちょっとついていけなくなったけれど、
「自分のした事全部覚えてたらこんなに年をとる事ができなかった」
「昔の思い出は片手で数えられるくらいで十分」
っていうおじいさんの台詞が良くて、
夜明けに琵琶湖で見たお祭り?は、
仲が良かった頃の両親(もう死んでいなくなったようなもの)を忘れて成長するために見たものなのかもしれない。
子供だけじゃなくて大人も成長するために、忘れていく事も必要なのかなと思った。