MARY

お引越しのMARYのネタバレレビュー・内容・結末

お引越し(1993年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たかったけど、ネットでレンタルして観ちゃった。

自分が生まれた年の映画だった。

前半と後半で雰囲気が変わります。

前半すごい良かった。

子供が居ても離婚する家庭ってどのくらいあるんだろう。
子供の頃の同級生たちも、知らなかったけどこんな葛藤があった子達がいたのかな。

中井貴一、あのヒゲとあの服装は輩感がすごいけど、ちゃんと会社で働いてるお父さんなんだね。

この喋り方は、京都かな。って思ったら正解だった。

京都の人って琵琶湖に行くのがあるあるらしい。

後半は、ちょっとついていけなくなったけれど、

「自分のした事全部覚えてたらこんなに年をとる事ができなかった」
「昔の思い出は片手で数えられるくらいで十分」

っていうおじいさんの台詞が良くて、

夜明けに琵琶湖で見たお祭り?は、

仲が良かった頃の両親(もう死んでいなくなったようなもの)を忘れて成長するために見たものなのかもしれない。

子供だけじゃなくて大人も成長するために、忘れていく事も必要なのかなと思った。
MARY

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