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独裁者のJ1reviewのレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
3.2
独裁者と、その圧政下で苦しむ理容師それぞれの変てこライフを描いた話。

リズミカルな展開はチャップリンらしいけど、ラストのスピーチは他のチャップリン作品に多いさわやかな締めとは一線を画す、重い思い。

政治色強くて個人的には好きとは言い難いけど、1940年という米独開戦前の時点でここまで色を出してきたことは興味深いし(国のプロパガンダが入っているのかと思ったらチャップリン個人の動機らしい)、ここから共産呼ばわりでアメリカを離れることになる展開も興味深い。
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