アイアンマン

独裁者のアイアンマンのレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
5.0
《チャップリン祭✨ 弾6弾》

独裁者ヒンケル
ユダヤ人の床屋

チャップリンが一人二役に挑んだ初の本格的トーキー映画( ^ ^ )/□
チャップリンスタイルは脱ぎすてても喜劇王は健在です!(^O^)ww


「独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋が似てるのは、全く偶然である」…あくまでもこれは映画なんだと言う強烈な風刺字幕より始まる

ヨーロッパのファシズムに大いなる危機意識を持ち脚本を書き始め、ヒューマニズムで立ち向かったチャップリン!…
彼の武器は《 笑いとユーモア 》…ヒトラー政権に対して強く批判していたという…
なんて勇敢でカッコイィ映画人なんでしょうね〜(^O^☆♪


☆チャップリンとヒトラーの繋がり☆

チャップリン 1889年 4月16日生
ヒトラー 1889年 4月20日生
…ほぼ4日違いの誕生日!ホントo(゚Д゚)

黒髪&チョビ髭&小男(165cmともそれ以下とも伝えられている)がそれぞれ似ている。特にチョビ髭は知名度の高いチャップリンのマネをヒトラーがやった…という説もあるけれど真実はどうなんだろう(^◇^;)?


☆今作にまつわるエピソード☆
注意:色々な資料から抜粋しています^_^;

当時は戦争ムード真っ只中(°_°)
ドイツ当局・新聞・雑誌による反対キャンペーンや妨害もあった
ドイツを刺激したくないアメリカ、イギリス当局、海外での興業も危ぶまれた
独裁者ヒンケルが話す言葉は「モダンタイムス」のテティーナと同様、全くのデタラメ・ドイツ語(^_^;)笑
チャップリンは、終戦までアウシュビッツ強制収容所を知らなかったが「もし私がアウシュビッツの悲劇を知っていたら、この様な映画は決して作れなかった」と語っている。チャップリンが300頁にわたる脚本を書いたと言われる今作。映画業界内部からも製作中止を求める弾圧もあったがチャップリンの決意は揺るがなかった!!


☆ラストのスピーチ☆

〔 史 上 最 高 の ス ピ ー チ 〕

…と称賛される6分間は力強く、圧巻過ぎて心にしみわたります!Σ(゚Д゚)スゲェ!!
何度観ても熱いぜ!^_−☆熱いよ〜チャップリン(^o^)/


サイレントに拘り続けた彼が、初のトーキー版で爆発させた民衆の声!!
チャップリンの全作品に共通して言えることがこのスピーチの一文にありました(^ー^)ノ

「愛を知らぬ者だけが憎しみあうのだ!」


愛あるチャップリンの作品が大好きです♡ℒฺℴฺνℯฺ♡
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