ウィリアム・ワイラー監督のセルフ・リメイクとのことだが前作は未見。
オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの共演作だが、二人が同性愛を疑われて…というワイラー監督にしては珍しい物語を扱っており、子役の中に憎たらしいのが居るのだが（演技が上手すぎるのか）本当に憎たらしい（笑）
ある寄宿学校が舞台。
カレン（オードリー・ヘプバーン）とマーサ（シャーリー・マクレーン）の二人は旧友だが、カレンには２年付き合っている男ジョー（ジェームズ・ガーナー）がいる。カレンとジョーは近々結婚の予定。
そんな中、メリーという悪ガキ少女がいて、嘘ばっかり付く。この少女が祖母に「カレンとマーサは同性愛なの！」と訴えたから大変。この祖母は知人に話して、皆がその噂を耳にしたものだから寄宿学校の生徒の親は自分の子供を引き取りに来る。学校は生徒不在となる。
ガランとした家でカレンとマーサ、そして彼女たちを助けようとする医者のジョーの３人だったが……。
全体的にやや暗めの物語となるのは、内容がＬＧＢＴを扱った真面目な映画なので已む無しか…。
