このレビューはネタバレを含みます
同性愛を描いた作品と知るまでは、
何一つ共感も理解もできない映画だった。
昼ドラにありそうな女性同士の陰湿な罵り合いが続く群像劇。1番苦手な部類の作品。
ラストまで鑑賞する事でようやく繋がりはするのだけど、とにかく暗い…めちゃくちゃ重い…。気分が落ちてる時には打ちのめされるのでガチでお勧めできない。
今でこそ社会的認識は広がったとは言え、当時の時代背景が、このどん底のラストに結びついてるのだろうか。マーサの気持ちは、如何様にも伝わる手段はなかったのか。そう思うと、ただただ悲しい。その一言につきる。
役者陣の演技は皆素晴らしく、オードリーも、シャーリー・マクレーンもキレキレの演技合戦を見せてくれる。
が、そんな中でも一番の名演技を見せるのはメアリー役の子役。とにかく性格の悪さも表情も、全てが最悪で印象に残る。
例えオスカーを取れたとしても、こんな役演じたくはないけれど…
