みうらりこ

スターリングラードのみうらりこのネタバレレビュー・内容・結末

スターリングラード(1993年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「同志少女よ、敵を撃て」を読みまして、スターリングラードでの戦いを知り(ロシア目線)、本の内容を映像でも体感したく鑑賞。1993年の作品で私が生まれる前だけど、すごくリアルで古さ感じなかった。やっぱり前線はどんだけ訓練してきたとしてもムキムキでも運動神経がずば抜けて良くても簡単に死ぬよなって思った。どこまで生き残っても、ミュラーのように死んでしまうこともあるし、捕虜になって死ぬほど辛い思いしてから殺されることもあるし。憎しみが憎しみをうんで、正義と悪もわからなくなる。飢餓と凍える寒さの中歩き続けたり、精神的にも肉体的にも戦争は人間の本質をよく炙り出してくる。生きるか死ぬか現代では考えられない世界観を映画で見れてよかった。戦争は地獄。でも全部しょうがない事!!!あー死体とか転がってなくていまの社会って幸せ!!!
みうらりこ

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