芝

グエムル -漢江の怪物-の芝のネタバレレビュー・内容・結末

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

パニックシーンの出来が良くて冒頭でもう満足。
こういう展開が続くのかと思いきや、行政と対立したりサバイバルしたりで飽きなかった。
シリアスな雰囲気なのになぜか笑える、みたいなおかしさある。犠牲者の葬式のシーンとか、父が死ぬシーンとか、なんか笑っちゃった。

寝ぐらに帰ってきた怪物が、人の骸骨をボロボロ吐き出すシーン最高だった!怖すぎて鳥肌たった。
娘がたぶん作中で1番強い。
怪物を飛び台にしてジャンプするけど捕まっちゃう場面の緊迫感がすごい。
一緒にいたちびっこがめちゃ可愛い。

街の人がみんなマスクつけてて、咳してる人が白い目で見られるシーンなんかは、あ、見たことある…ってなった。
ウイルスは実在しないというのは結構衝撃でした。
それを聞いた親父が監禁を強行突破するシークエンス楽しい。お外出たらBBQしてる軍人いて笑った。

定石通りじゃないオチが良かった。

弟はただの喧嘩っ早い人かと思ったら火炎瓶自作し出すから笑った。意外と戦闘力高い!
妹のアーチェリー銅メダル設定が活かされるのが最後の最後しかなかったのがもったいなかった。それも弟がヘマしないとなかった活躍だし、取って付けた感がちょっと残念。
芝