オーウェン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキーのオーウェンのレビュー・感想・評価

4.3
ワンチャイはほとんど見ているのだが、この外伝は初見であった。
だがこの出来なら充分本家を見た人にも満足できる仕上がりだ。

義賊の鉄猿が圧制から狂しむ市民を助ける街。
そこにやって来たのは黄麒英と息子の黄飛鴻。
麒英は息子を人質に取られ、仕方なく鉄猿と勝負を挑む。

ドニー・イェンを筆頭にユー・ロングァンやジーン・ウォンなど、功夫の達人が次々登場し、目にも止まらぬ早業を繰り出していく。

飛鴻は息子の設定だが棒術を覚える件はニヤリとさせるし、この子供がまた大人にも引けを取らないほど強い。

演じるカーマンが女の子だったというのもビックリだ。
ラストの金剛拳とのバトルも燃え盛る丸太の上での勝負など、見せ方もユエン・ウーピンなだけにしっかりと心得ている。

今でもそうだがドニーの超絶な功夫は若かりし頃の方がやはりすごいキレ味である。
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