今年もやってきたね！OP＋フェス！今年は何本観れんのか？
ってことでまずは小栗監督作品……

結婚するなら男装カフェのバイト辞めてくれ！って彼氏に言われたぞ、ってことで同棲解消しシェアハウスへお引越し……ところがそこに住んでいたんは可愛いモノ好きの男やとぉ？って話

小栗監督のOP作品は「快感メモリー」イマイチ、「離れられない君へ」まぁまぁ、くらいやったからば期待値低めで観たが……ところどころなんでそうなんねん？とは思ったモノのなんやかんや結構好きな作品やったぞぉ！
とにかくメインのカオルとタダのふたりの雰囲気がとても優しくて好感度がとても高いからば素直に応援出来るところがとても良かったよね！

カオルを演じる女優さんは初見かと思ったが「離れられない君へ」にも出ていたのか？お！明後日観る予定の山内監督のんにも出てるぅ、うん、とてもチャーミングで普段着の姿もカフェでの男装も似合っていて良かったのよ
まぁ、とはいえ……男装カフェがコンセプトの作品でこの男装の衣装のクオリティの低さはちょっとどうかと思ったけどね？もう少し普通のスーツとかじゃあかんかったんかな？Tシャツにベストに花のブローチが男装カフェのコンセプトとして正解なんか謎すぎるわぁ、しかも下着はめちゃめちゃエロいランジェリーなん何？スポブラとかちゃうん？
あと、カオルは彼氏に普段着で男装すんの止められていたならさ、別れたなら普段着ももう少しボーイッシュな格好すれば良いのにとも思った、店外デートシーンでもその変なベストに花のブローチなんなんやねん？そりゃそんな中途半端な格好していたらバカにされるぞぉ、うん、フェミニンな普段着も可愛かったけど男らしいカッコイイ服装もまた絶対に似合いそうやと思ったけどなぁ

そしてシェアハウスで出会うタダもなまたいいのよ、実は結婚しているんやが、元々可愛いモノ好きなんを強い嫁に言い出せずに逃げ出して別居中っつ〜謎設定なんやが……別居敢行できるならコーヒーにミルク入れるのが好きくらい言えるだろうがよ！
あ、悪口から始めちゃったけど、このタダも気が弱いだけでとても良い奴なのよぉ、たまたま通りがかった男装カフェの前でレイに出会って、女性なのに男装している！っつ〜自分にはない潔さにいたく感動してね！レイに惚れるワケなのよ
ただね〜レイの正体がシェアハウスで同居中のカオルだとは気づいていないのよねぇ！ひゃー！

うん、まぁこの真実にタダが気づいた後のふたりの行動には……え？ちょっと意味がわからないです、なったものの、その後の展開にはいたくホッコリし、最後の長尺ラブシーンも退屈することなく観れて良かったよなぁ

あ、あとねこのメイン2人の他に本作には3人のキャラクターが出てきまして、これがまた3人とも素晴らしかった！
ひとりはカオルの同僚の男装女子ルリなんやが、カオルを守るためにカオルを追ってきた元カレとバトルする展開には度肝を抜かれたしやね！
その元カレリンタロウがまた糞モラハラ男でムカつくのよ！男装している彼女なんて親にも親戚にも紹介できないよ〜なんて部屋から追い出したクセに、考え直してくれ！言うてストーキングしてきてウザイのなんの！ってかさすがにTシャツにベストに花のブローチの姿で親に紹介はしたくないけど……短髪でスーツとかでも別に全然問題ないやろ？ってか男装のカオル見て母親が悲鳴上げていた意味もわからん
うん、小栗監督って40くらいの女性監督なんやが価値観が他の作品でも60過ぎくらいに思えたんよなぁ……
あ、話逸れたけど、もうひとり、タダの嫁がこらまた強烈キャラクターでね！舞台挨拶やと悪女言われてたけど……悪女では無いのよなぁ、ただちょっと気が強くて圧も強くてでっかいおっぱいで窒息させてくるくらいで悪女では無いのよ、なんならタダの気弱の被害者ですらあると思うんやが、それでも悪女と呼んでしまうのも仕方ないくらいに悪役としての存在感が凄いのよなぁ！

うん、そんなキャラの立った魅力的な5人が繰り広げる物語やからばね、多少の謎展開はなんのその！もう剛腕な魅力ににホッコリさせられる快作でマシンボーイは大満足やったよね！
あのリンタロウの両親との顔合わせシーンにはマシンボーイも思わずガッツポーズよぉ！

さぁ城定監督がピンク映画撮らなくなってからはOPはほぼほぼ山内監督の独壇場やったが……いや、そんなこともないか？そんなこともないな、面白いピンク映画撮る監督は他にもいるが……小栗監督も来年からも期待できるな！って評価は鰻昇りね！
うん、鰻ね、とりあえずワシントン条約で鰻がさらなる規制されるようなことになったら……EU壊滅しろ！糞がぁ！

コーヒーにミルクを入れるアイデンティティ

OP PICTURES+フェスにて小栗はるひ監督&キャスト陣の舞台挨拶付きにて鑑賞。

ピンク映画を女性が作ったものがあるのか。という好奇心から見に行ったものの、単に城定秀夫作品見てるしと思っていたらいきなり絡みで面食らう。

しかし、ベースになる話は男らしくしないといけないと強迫観念になっている可愛いもの好きな男性と男装を生業にする結婚間近の女性による描かれ方は誇張されたコメディぽい演出はあれどトゲはなくどこかフラット。

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