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グレート・ウンコ・ガール
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グレート・ウンコ・ガールの作品紹介

グレート・ウンコ・ガールのあらすじ

14歳のリナの悩みは、突然やってくるお腹の不調と、それを誰にも言えないこと。通学も授業も、いつだって不安と隣り合わせ——。けれどその悩みが、彼女を”覚醒”へと導く!?悩める少女の、共感思春期アニメーション!

グレート・ウンコ・ガールの監督

チョン・ダヒ

原題
과대증소녀 지리나/The Great Poop Girl Rina
製作年
2020年
製作国・地域
韓国
上映時間
8分
ジャンル
アニメショートフィルム・短編

『グレート・ウンコ・ガール』に投稿された感想・評価

お腹の弱い私はとても共感できた。
YouTubeで鑑賞。アーティスト公式チャンネルではなく、韓国で独立系のアニメの映画祭を主催したり、韓国国内のアート・アニメのためにいろいろ活動している団体の公式チャンネルで観た。もし、このレビュー読んでこの作品をYouTubeでみたい人がいたら、早目にみといたほうがいいかも。なんか、このチャンネル、作品の公式公開は、日本のそれとおんなじで、期間限定が多いっぽいから。
作品自体の話にうつりますよ~。同監督の作品『ワキ毛ガール』をみた流れで鑑賞したんだけど、はじめは、そこまで期待してなかったの。あっちはそこそこよかったけど、なんか大同小異の内容の作品っぽいタイトルだし、それでうんこネタなんて、って、若干ヒいて観始めたのよ。
いや、よかったですよ。よかったっていうか、別物だった。まず、作画がちがう。『ワキ毛ガール』は、割と、オタク・サブカル系アマチュア即売会イベントの、コミティアの中堅どころの自主製作漫画同人誌臭さがあったの。いいんだけど、インディーズ感がすごい強い。こっちは、そこが払しょくされている。カット割りもメリハリがきいていて、背景の描き込みも格段に緻密になってる。登場人物も多いのに整理されてるし、何より、全四話構成になって、ごくごく短いストーリーの寄せ集めではあるけど、登場人物の滑らかな動きが、日本の劇場版アニメクオリティ以上に上がっているの。こっちは、合計約八分という短時間勝負、一球入魂的なノリ。それで全力を挙げて作画されたら、いくら日本のだって勝てませんよ。ストーリー自体は、かなりコミカルではあるんだけど、完全なギャグでも、90年代日本の下ネタ系児童漫画っぽいものでもないかな。ちびまる子ちゃんやクレヨンしんちゃんにも、ちょこっと近いんだけど、やっぱり、(日本の)漫画やアニメに詳しい人ほど、「ん?なにこれ」ってなると思うんだよね。日本で、この作品みたいに、がっつりうんこネタで可愛くストーリーを組むのって、オタクアニメじゃ、僕は、ひとつも知らない。サブカルアニメだったら、もっと、そっちの人間が喜ぶ濃い表現が多くなるだろう。アートアニメだったら、こんなに可愛い作画や、フツーのアニメっぽいノリには、日本では絶対にならない。んで、そこそこ年齢がいってるでしょう、このアニメにでてくる女の子って。日本だと、気を使って、うんこネタは幼稚園児とか、その年齢の子供がやるのね。絵本とかで。詳しくない一般の方からしたら、日本のアニメにそっくりじゃん!ってなる人も多いと思うんだけど。僕なんかからすると、非常に、韓国らしい作品であると思うわけ。
んで、象徴的表現や、デフォルメしたかたちに振り切っているとはいえ、かなり直接的でアグレッシブなうんこ表現(?)がでてくる。下品でも、エロくもないけど、そこまでやるんかい!っていうためらいのなさがある。いやぁ、いいものをみせていただきました(笑)。韓国の文化って、最初は日本とおんなじに見えて、こまかい違いについて気が付き始めると、これって、中国やアメリカ以上に遠い国の、ちがう文化圏の表現じゃね?って思うことが、とてもとても、増えてくる。白人さんたちとかの韓国に対する解像度も、日本人の韓国文化に対する理解も、韓国という国の国策としての韓流を前に、非常に、表層的なものになってしまっている。あくまで、世界に売っていくための、建前としての韓国、でないものに触れる鳥羽口に、この作品が機能するかもしれない。ちょっと、今の段階の日本の状況では、なぜ僕が、そこまでこの作品について熱く語るのか、共感できない人も多いかもしれない。そこがいいんですよね。お暇だったら、ぜひ観てください。韓国のインディーズ・アニメが、いま、熱いんです!!